就活ノウハウ

就活におけるTOEICの価値とは、、、真面目さのアピールである

投稿日:2017年7月13日 更新日:

これを読んでいる人は、TOEICスコアがある人ない人、両方いらっしゃると思いますが、そもそもTOEICスコアが採用に影響するのかそこから考えていきましょう。

結論は「採用に関係がある」です。ただし、その意味合いや重要性には企業によって「偏り」があります。また、あなたの経歴や年齢によっても変わってきます。その理由を知れば、自分の受けたい企業でTOEICがどのような意味を持つのか、ある程度予測することができるでしょう。

TOEICスコアが就職に大きな影響を与えることはない

TOEICの意味が企業によって違うからと言って、ものすごく重要視されることはない、ということは確かです。

企業はまずその人が会社で活躍してくれるか、求めているポジションに合った人かを考えます。TOEICはあくまでその次です。そして、英語力を求めている会社であればあるほど、TOEICだけを鵜呑みにせず、英語での口頭試問を行ったり、英語での業務経験を重視したりするものです。あくまで「資格のひとつ」くらいに捉えておいたほうが良いでしょう。

ごくまれに、まったく英語を使える人がいない会社で、英語人材を採用したい場合に、TOEICが非常に高く評価される場合があります。例えば和食の職人の世界など、ドメスティックな業界で、面接する方も英語がわからないため、TOEICでしか英語力を計れない場合です。そんな場合はチャンスでもありますが、実際にどのような現場でどのような英語力が求められるのか、よく確認して下さい。過度な期待をかけられて苦労することになるかもしれません。

就活において「TOEICスコアを持っている」ことの意味とは

「TOEICでハイスコアを持っている」とは採用選考でどのような意味を持つのか、具体的に考えていきましょう。「TOEICスコアを持っている」ことは、採用選考において単に「英語力がある」ということ以上の意味を持ちます。「TOEICスコアを持っているから○○な人に違いない」というあなたの人柄や性格の傾向まで表すのです。

「私は真面目でコツコツと、目標に向かって努力できる人です」

意外に思われるかもしれませんが、実はこれが大きいのです。仕事で英語を使う機会が少ない仕事や、新卒などはこの要素がより強い傾向があります。
 

努力できる人は評価されるのか?


みなさんは「学歴フィルター」という言葉は一度は聞いたことがありますよね。企業が、学歴をフィルターとして、書類選考で上位の大学出身者は通過させ、下位の大学出身者を学歴以外の要素を見ずに落としてしまう、というものです。

学歴フィルターを使用する企業には一つの「信念」があります。それは、学歴はその人の能力を反映している、という信念です。つまり「いい大学に入れる学生は真面目でコツコツと、目標に向かって努力できる人に違いない」「いい大学に入れる人は頭がいいに違いない」「仕事もできるに違いない」ということですね。

それが理にかなっているかどうかは今回一旦置いておいて、TOEICの話に戻りましょう。

そもそも英語をたいして使わない企業でも、TOEICを評価する企業があるのはなぜでしょうか。それは、学歴フィルターと同じ「信念」があるからです。

「TOEICでハイスコアを取るには、コツコツ努力して勉強しなければならない。それができている人は、きっと仕事でも目標に向かってコツコツ努力して、成果をあげてくれるに違いない」とうわけです。

このタイプの企業は、英語が実務レベルで使えるかどうかはあまり気にしていません。そもそも面接者が英語が使えるかも怪しいのです。

それよりも、「TOEICハイスコアをとることができるほどの真面目さ、勤勉さ」を評価しています。裏を返せば、平均以下のスコアであれば、「大したことないな」と思われる可能性があるということです。
 

TOEIC900が通用しない


ちなみに、TOEICだけではビジネスの現場で通用しないということをよく表したエピソードがあります。社内の英語力強化に力を入れている、某有名企業の社員さんの方から話です。

その会社は社員にTOEIC900をとることを強く推奨し、奨励金なども設けています。その人が見事、TOEIC900を突破したところ、海外からの顧客対応や、英語のプレゼンテーションなどの英語を使う仕事をどんどん振られるようになりました。しかしその方の英語力は現場でまったく通用せず大変な苦労を強いられました。その方いわく、「だって、おれ過去問しかやってないもん」笑い話のような本当の話です。

なお、評価の比重は、年齢を重ねるごとに小さくなると思ってください。
学歴も、「一流大学出身」で評価に色をつけてもらえるのはおおむね20、30代前半というところでしょう。

それ以降は大学より実績の勝負になります。TOEICも同じです。TOEICハイスコアで実務で英語を使った経験がない人よりも、スコアが低くても英語で仕事をして結果を出している人のほうが評価は上がります。もしくは持っていて当たり前、という評価になります。

TOEICが企業からどのように見られているのか、評価されているのか、イメージがつかめたでしょうか。ハイスコアだからといって過度に評価を期待しすぎず、逆に低いからといってめげる必要はありません。

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梅澤 暁

金融、人材派遣のベンチャー企業で販売・営業職、一部上場企業の経理を経て、2015年株式会社留学情報館に総務部長として入社。2017年より”English Career"責任者。

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